2025年09月10日
- 認知行動療法
オンラインでストーカー再犯防止のカウンセリング

こんにちは。オンライン性犯罪再犯防止カウンセリングセンターです。
私たちは、ストーカー行為を「やめたいのにやめられない」と感じている方、そしてそのご家族に向けて、心理学的に安全なカウンセリングの場を提供しています。
ストーカー行為は社会的に強く非難される行動ですが、その裏側には多くの場合、強い孤独感、不安、怒り、絶望感といった心の問題が隠れています。本記事では、認知行動療法(CBT)の視点から、ストーカー行為を繰り返さないための心理的支援について詳しくご紹介します。
ストーカー行為を「心の問題」として捉えることが第一歩
「相手のことがどうしても忘れられない」
「無視されたことへの怒りが収まらない」
「連絡をして後悔するのに、また繰り返してしまう」
このような行動は「意思が弱いから」ではなく、心の仕組みが関わっている行為です。
自分でも制御できない衝動に苦しみ、「自分は異常なのでは」と感じて誰にも相談できない方も少なくありません。
私たちは行動そのものを正当化するのではなく、**「なぜ繰り返してしまうのか」**という思考パターンや感情の背景を明らかにし、再発を防ぐ支援を行います。
認知行動療法に基づくカウンセリングの流れ
当センターでは、認知行動療法のアプローチを取り入れた以下のステップでサポートしています。
1. 状況の整理
- どのような場面で行動が起きてしまうのか
- その時にどんな気持ち・考えが背景にあるのか
2. 思考パターンに気づく
- 「あの人は自分を無視している」
- 「あんな態度を取られたら怒って当然だ」
こうした自動的に浮かぶ思考を一緒に検討し、現実的な受け止め方に修正していきます。
3. 行動の調整とスキル学習
- 衝動に駆られたときの対処法を身につける
- 怒りや孤独感に対応する方法を学ぶ
- 対人スキルや自尊感情を育て直す
このプロセスによって、再犯のリスクを下げながら生活を安定させることを目指します。
「加害者を責める」のではなく「再犯を防ぐ」支援
ストーカー行為は再発率が高いとされます。そのため、罰則や接近禁止命令だけでなく、本人がなぜその行動を繰り返してしまうのかを理解する心理的アプローチが不可欠です。
カウンセリングは「説教の場」ではありません。
むしろ、自分の心を安全に見つめ直す場所として機能します。責めるのではなく、安心して気持ちを整理できる空間を提供しています。
当センターの特徴と支援体制
- 完全予約制・秘密厳守
- 顔出し不要のオンライン面談も可能
- 非対立的で心理学的なアプローチ
- 加害行動の相談実績あり
また、ご本人が相談を拒んでいる場合でも、ご家族からのご相談に対応しています。
「どう接すればよいのかわからない」という悩みにも寄り添います。
よくあるご質問(Q&A)
Q1. ストーカー行為をしてしまったことを話しても大丈夫ですか?
A1. 大丈夫です。守秘義務を徹底し、非対立的に支援を行います。相談することで再発リスクを減らし、心理的な回復を促します。
Q2. 逮捕歴や接近禁止命令があっても相談できますか?
A2. 可能です。大切なのは「やめたい」「変わりたい」という意思です。法的な経緯に関わらず支援いたします。
Q3. 謝罪したい気持ちがあります。どうすればよいですか?
A3. 謝罪の是非を含め、感情の整理やリスクを一緒に検討していきます。
Q4. 家族がストーカー行為をしているようで心配です。本人が拒否している場合でも相談できますか?
A4. ご家族からの相談も受け付けています。対応方法や接し方を一緒に考えます。
Q5. 遠方ですが、オンラインで受けられますか?
A5. はい。顔出し不要のオンライン面談が可能です。安心してご利用ください。
まとめ|「変わりたい」気持ちを行動につなげる
「やめたいのにやめられない」
「同じことを繰り返したくない」
その気持ちは、すでに回復への第一歩です。
私たちは、あなたの「変わりたい」を全力でサポートします。