MENU

法的手続きの渦中、「このままでは心がもたない」と感じたことはありませんか?

性犯罪に関わる調停や刑事裁判、保護観察中の対応などを通して、多くの方がこうした精神的な声を上げています。

こうした心の状態は、再犯防止や更生支援においても極めて重要なポイントです。
本センターでは、性犯罪の再発防止を目的とした支援の一環として、調停・裁判中の方のメンタルケアにも力を入れています。


調停・裁判中の心理状態に起こりやすい困難

■「長期間続く緊張」への耐久戦

調停や裁判は1回で終わるものではありません。長期にわたる日程調整・出廷・書面の提出などが続く中で、「終わらない不安」が積み重なります。


■ 自責・羞恥・怒りの混在

性に関わる問題は、非難・羞恥・弁明の感情が交錯しやすいものです。
相手や第三者からの評価や主張によって、自己否定感や強い怒りが刺激されやすくなります。


■「話せない」ことによる孤立

過去の出来事の内容上、身近な人に話しづらい、信頼関係がすでに傷ついているなどの背景から、誰にも本音を話せない孤独感が強まる傾向があります。


■ 日常生活への影響

気力の低下、睡眠障害、摂食異常、無気力など、心身の不調が続くと、社会生活や更生支援にも悪影響を及ぼします。


認知行動療法(CBT)によるサポートの考え方

▶ CBTとは?

CBT(Cognitive Behavioral Therapy:認知行動療法)は、「今、何をどう考え、どう行動しているか」に焦点を当て、気持ちの整理やセルフコントロールを目指す心理療法です。
調停・裁判のストレスに直面する中でも、現実的かつ再現性のあるメンタルスキルとして活用できます。


カウンセリングで行う支援の具体例

◎ 感情を受け止め、整理する

怒り・羞恥・不安といった感情は抑え込まず、「どう感じているか」を丁寧に言語化することからスタートします。
紙に書き出す、ワークを通して分解するなど、心の中を見える形にしていきます。


◎ 思考パターンの確認と柔軟化

「どうせ自分は責められる」「何を言っても無駄だ」といった極端な考え方を検討し、もう少し現実的で自分にとって役立つ捉え方を探していきます。


◎ 行動・生活のペースの再構築

裁判や手続きのことばかりに集中して生活が崩れている場合、一日のリズムを取り戻す支援も行います。
簡単な活動記録から始め、無理なく日常を立て直していきます。


よくあるご質問(Q&A)

Q1. 性的な事件に関わることでも相談できますか?
A. はい、本センターは性犯罪の再発防止に特化した支援機関です。内容に関わらず、守秘義務のもと安心してご相談いただけます。


Q2. 弁護士とは別にカウンセリングを受ける意味はありますか?
A. 弁護士は法律的な代理人であり、カウンセラーは心の整理と感情面の支援を担います。
両者を併用することで、法的にも心理的にもバランスを保ちながら前に進むことができます。


Q3. 通う必要がありますか?遠方でも可能でしょうか?
A. 当センターは完全オンライン対応です。全国どこからでも、スマートフォンやパソコンを使ってご利用いただけます。


Q4. 匿名や顔出しなしでも受けられますか?
A. はい。ニックネームでの登録、音声のみでの相談も可能です。プライバシーに配慮した柔軟な対応を行っております。


オンライン性犯罪再犯防止カウンセリングセンターのご案内

▼ ご予約・ご相談はこちら
✅ LINE相談 → https://lin.ee/26sKHRK8
✅ 予約フォーム → https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSelm3nMBwOyvwnkhrkihe-APBzNTll2NL4fsPB6b6hHMzC8GA/viewform


最後に|「事実を争う」だけでなく「心を保つ」支援を

調停・裁判を進める中では、結果にばかり意識が向いてしまい、自分の感情の存在に気づけなくなることがあります。
しかし、再発防止・更生においては、「いまの自分の心とどう付き合っているか」こそが最も大切な基盤になります。

本センターでは、誰にも話せない苦しみ、表に出しづらい悩みに対しても、非判断的な態度で専門的にサポートいたします。

一人で抱え込まず、まずは一度、お気軽にご相談ください。

一覧に戻る
ご予約
ご相談