カウンセリングのご案内
カウンセリングの
ご案内
当相談室では、以下のようなカウンセリング方法を用いて性犯罪の再発防止をサポートを行います。
CBT認知行動療法

認知行動療法では、こころの困りごとを環境と個人の「認知」や「行動」の相互作用から繰り返されるパターン(癖)と捉えます。 単純に性格やストレスをそのまま原因として扱うのではなく、今まさに何が起こっているかを整理していくことで、負担を減らしより良い生活を過ごせるようサポートする療法です。
性加害と一言で言っても、それぞれの事情や繰り返される要因は異なります。もう二度とやらないという意思の力だけでは、うまくいかないこともあるため、まずは個別の犯行に至ったパターンをしっかりと分析します。
その上で、再犯しやすくなる状況や場所などといった再犯の危険リスクを把握します。再犯の危険リスクとは、例えば駅でスマホを用いて盗撮を繰り返してしまう人の場合、「駅に近づくこと」や「スマホを持っていること」が再犯の危険リスクに当たります。
その後は再犯の危険リスクに近づかない生活習慣に改善すると共に、犯行に至った考え方や行動を調整していきます。また、「分かっちゃいるけどやめられない」といった反射的な行動を調整するためのトレーニングも行います。
リラプス・プリベンション・モデル
リラプス・
プリベンション・
モデル
性犯罪を繰り返す加害者は、性犯罪を行う際の衝動をうまくコントロールできない状態にあります。そのため、強い意志や思いの力だけでは再発を防ぐことが難しいのが現実です。そこで用いるのがリラプス・プリベンションモデルです。
まず、性犯罪時の状況を分析し、性犯罪を引き起こしやすい条件(場所、状態、所持品、時間帯、考え方の癖など)を明確にします。その上で、特定された条件に対して、どのように対処すれば性犯罪を引き起こさずにいられるか対処法を学び、トレーニングによって身に着けます。更に、性犯罪を引き起こさない為の環境の調整も行います。これによって、性犯罪の再犯防止を目指します。
条件反射制御法
オンライン性犯罪再犯防止カウンセリングセンターでは、「条件反射制御法」を用いて性犯罪再犯予防支援を行っています。
条件反射制御法は、痴漢や盗撮などの繰り返される性的逸脱行動、病的賭博や物質使用障害など、「やめたいと思ってもやめられない行動」に対して効果が認められています。
当センターでは、条件反射制御法を開発した平井愼二先生(独立行政法人 国立病院機構 下総精神医療センター)による2024年の研修を開催するなど、学びを得たカウンセラーにより実施しております。
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オンライン性犯罪再犯防止カウンセリングセンターでは様々な性犯罪・性加害の再犯防止に対してご相談いただけます。