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こんにちは。オンライン性犯罪再犯防止カウンセリングセンターのスタッフです。

本日は、当センターで行っている「性加害に対する認知行動療法(CBT)」と、「リラプス・プリベンション(再発予防)モデル」の考え方についてご紹介します。


性加害の再発防止は「自己理解と対応力の育成」がカギ

「二度と繰り返したくない」
「自分でもなぜそうしてしまったのかわからない」
そうした思いを抱えた方が、今の自分のままでは再発リスクがあると自覚し、一歩を踏み出すことは、とても勇気のいることです。

当センターでは、非難ではなく再発を防ぐ力を育てる支援を行っています。


認知行動療法(CBT)とリラプス・プリベンションモデルとは?

◯ 認知行動療法(CBT)

CBTでは、問題行動の背景にある「考え方」「感情」「行動のパターン」に注目します。
「どうしてそのような行動に至ったのか」を一緒に分析し、同じパターンを繰り返さないための考え方と行動の工夫を学びます。


◯ リラプス・プリベンションモデル(Relapse Prevention Model)

これは、再発を予測し、未然に防ぐための心理療法モデルです。

具体的には以下のようなプロセスを大切にします:

1. 高リスク状況の把握

「どんな時に衝動が強まるのか?」を明らかにします。
例:夜間の孤独、ストレスが強い時、アルコール摂取後など。

2. 再発につながる思考や行動のパターンを整理

「一回だけなら大丈夫」「バレなければ問題ない」という自動思考や回避的行動を特定します。

3. 対処スキルの学習と練習

例えば、

4. リスクの高い(再び手を出しそうになる)段階での対応

たとえ一時的に「やってしまいそうになった」としても、それを再発にしない工夫を行います。
「また元に戻ってしまった」と投げやりになるのではなく、そこからどう立て直すかを支援します。


オンラインでの支援のメリット


よくあるご質問(FAQ)

Q. カウンセリングを受けると、どんなことをしますか?
A. 過去の出来事を分析するだけでなく、再発しやすいパターンや状況を整理し、今後の対処スキルを育てることが中心です。


Q. 一度失敗したら終わりですか?
A. いいえ。リラプス・プリベンションの考え方では「一時的な失敗(ラプス)」を学びの機会と捉えるため、再発にしない支援があります。


Q. 家族が相談してもいいですか?
A. はい。ご本人の同意があれば、ご家族や弁護士の方からのご相談も可能です。


最後に

「変わりたい」という気持ちは、すでに大きな一歩です。
過去を責めるより、未来を守る方法を一緒に考えていきましょう。

あなたが再発を防ぎ、新たな生活を歩むための力を、私たちは全力で支援します。


【お申込はこちらから】

※ご希望の日時をいくつかご記入のうえ、フォームよりお申し込みください。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSelm3nMBwOyvwnkhrkihe-APBzNTll2NL4fsPB6b6hHMzC8GA/viewform


オンライン性犯罪再犯防止カウンセリングセンター

http://addiction.cbt-mental.co.jp/

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